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変態とは?

へんたい

変態とは、生物が成長過程で体の形や構造を大きく変える現象のことで、昆虫・カエルなど多くの動物に見られる発生過程です。

変態(へんたい)とは、生物が幼生(幼虫)から成体へと成長する過程において、体の形・構造・機能が劇的に変化する現象を指します。生物学動物学の用語として使われ、主に昆虫や両生類で典型的に見られます。

変態は大きく「完全変態」と「不完全変態」に分類されます。

  • 完全変態:卵→幼虫→蛹(さなぎ)→成虫という4段階を経る。チョウ・カブトムシ・ハチ・ハエ・カなどが該当する。蛹の段階で体が大きく作り替えられる
  • 不完全変態:卵→幼虫(若虫)→成虫という3段階で、蛹の段階がない。バッタ・トンボ・カメムシなどが該当し、幼虫は成虫に似た形をしている

両生類(カエル・サンショウウオなど)でも変態が起こります。カエルの場合、水中でのオタマジャクシ(幼生)から、尾が消えて四肢が発達し陸上生活可能な成体へと変化します。この過程はホルモン(甲状腺ホルモン)によって制御されています。

変態は単なる外見の変化ではなく、消化器官・呼吸器官・神経系など内部構造が根本から再編成される大規模な生物学的プロセスです。生態学的には、幼体と成体が異なる食物や環境を利用することで、同種内での競合を避けるという適応上の意義があると考えられています。

使い方・例文

アゲハチョウの幼虫(イモムシ)が蛹になり、やがて翅を持つ美しい成虫になる過程は、完全変態の代表的な例として理科の授業でよく取り上げられます。

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