ハエとは?
はえ
ハエとは、ハエ目(双翅目)に属する昆虫の総称で、翅が前翅の1対のみという特徴を持ち、世界中に広く分布しています。
ハエとは、昆虫綱・双翅目(ハエ目)に属する昆虫の総称です。双翅目の名の通り、一般的な昆虫が4枚の翅(はね)を持つのに対し、ハエの仲間は前翅1対のみで飛行し、後翅は平均棍(へいきんこん)と呼ばれる棒状の器官に退化しています。この平均棍がジャイロスコープのように働き、高い飛行安定性を実現しています。
世界には10万種以上が知られており、日本だけでも数千種が生息しています。代表的な種にはイエバエ・キンバエ・クロバエ・ショウジョウバエ・ウシアブなどがあります。体長は種によって1ミリ以下から数センチまでさまざまです。
ハエの生態上の特徴として以下が挙げられます。
- 完全変態(卵→幼虫〈ウジ〉→蛹→成虫)をする
- 腐敗物・糞・食物など多様なものを食べ、分解者として生態系で重要な役割を果たす
- 体についた細菌を食物に運ぶため、食中毒の原因になることがある
- 一部の種は花粉媒介者として農業上有益
- 法医学において遺体の死亡推定時刻の算定に利用される
医学・農業上の害虫として扱われる一方、ショウジョウバエは遺伝学研究のモデル生物として長く活用されており、科学への貢献も大きい生き物です。
使い方・例文
「夏に食べ物をハエが群がらないよう網戸を閉めた」「実験室でショウジョウバエを使って遺伝子の働きを調べた」といった場面で登場します。
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