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ウジとは?

うじ

ウジとは、ハエなどの双翅目昆虫の幼虫のことで、白くて小さな虫体が特徴的な昆虫の成長段階です。

ウジ(蛆)は、ハエアブ・カのような双翅目(ハエ目)昆虫幼虫を指す言葉です。成虫が産んだ卵が孵化してから蛹になるまでの段階にあたり、脚を持たず蠕動(ぜんどう)運動で移動します。体色は白や乳白色が多く、頭部が小さく胴体が前後に細いいわゆる「うじ虫」の形をしています。

ウジは有機物を分解する役割を担っており、腐肉・糞・腐敗した植物質などを餌として消費します。この性質は生態系において重要な分解者として機能しており、

  • 動物の死体の分解促進(腐敗速度を高める)
  • 土壌有機物の循環への貢献
  • 法医学における死亡推定時刻の推定(法昆虫学)
などに関わります。

また医療分野では「ウジ虫療法(マゴットセラピー)」として、無菌状態で培養したウジを壊死組織の除去に用いる治療法が実用化されています。ウジは壊死した組織のみを食べ、健全な組織は傷つけないため、難治性創傷の治療に有効とされています。

食用・飼料用昆虫としての活用も注目されており、特にアメリカミズアブの幼虫は高タンパクな動物性飼料として研究・商業化が進んでいます。

使い方・例文

生ごみを長期間放置すると、ハエが産卵してウジが発生することがある。また法医学の現場では、遺体に付着したウジの種類や成長段階から死亡時刻を推定する手がかりとする。

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