黒糖焼酎とは?
こくとうしょうちゅう
黒糖焼酎とは、奄美群島だけで製造が認められた、黒糖を主原料とする本格焼酎です。
黒糖焼酎は、サトウキビを原料とした黒糖を主原料として製造される本格焼酎(単式蒸留焼酎)で、地理的・法令的に鹿児島県奄美群島(奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島)のみで造ることが認められています。
焼酎の製造においてサトウキビや糖蜜を直接原料にするとラム酒に分類されてしまいますが、黒糖焼酎は米麹を用いることが酒税法上の条件とされており、これにより「焼酎」として分類されます。米麹から由来するコク・旨みと、黒糖の持つやわらかな甘みと香りが調和した、まろやかな風味が特徴です。
製法の特徴は以下のとおりです。
- 一次仕込みに米麹と水を使い、もろみを作る
- 二次仕込みで黒糖を加えて発酵させる
- 単式蒸留機(ポットスチル)で蒸留する
- アルコール度数は一般に25〜30度程度
奄美群島では戦後の米軍統治期に独自の酒造文化が発展し、日本復帰後も既存の製法を保護する特例措置として現在の産地限定規定が設けられました。ロック・水割り・お湯割りなどで楽しまれ、奄美の風土を代表する特産品として国内外で評価されています。
使い方・例文
鹿児島県奄美大島の居酒屋で「島の焼酎」として提供される黒糖焼酎を、水割りやロックで楽しむのが現地での代表的な飲み方です。
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