環礁とは?
かんしょう
環礁とは、沈降した火山島の周囲にサンゴ礁が発達して輪状に残り、中央にラグーン(礁湖)を形成した地形のことです。
環礁(かんしょう、英語:atoll)とは、リング状(輪状)に並んだサンゴ礁のことで、中央部に「ラグーン(礁湖)」と呼ばれる浅い内海を囲んでいる地形を指します。主に熱帯・亜熱帯の温暖な海域に形成され、インド洋・太平洋・カリブ海などに多く見られます。
環礁の形成メカニズムを最初に科学的に説明したのはチャールズ・ダーウィンです。彼の理論によると、環礁は次の段階を経て形成されます。
- 海底火山が噴火して島が形成され、その周囲にサンゴ礁(裾礁)が発達する。
- 火山島が長い年月をかけて侵食・沈降するにつれ、サンゴ礁が島を取り巻く形(堡礁)に変化する。
- 火山島が完全に海中に没すると、リング状のサンゴ礁だけが残り、環礁が完成する。
環礁上には砂や珊瑚礫が堆積してできた小さな島(モツ)が点在することがあり、ここに植生が育ち人が居住できる土地が形成されます。モルディブ・キリバス・ツバルなどの島嶼国家は多くの環礁から成り立っており、地球温暖化による海面上昇は国土そのものを脅かす深刻な問題となっています。
使い方・例文
モルディブは数百の環礁から構成される国で、透明なラグーンを囲む白砂のビーチがリゾート地として世界的に知られています。
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