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キリバスとは?

きりばす

キリバスとは、太平洋中央部に点在する33の環礁と1つの島から成る島嶼国で、海面上昇による国土消失の危機に直面しています。

キリバス共和国(Republic of Kiribati)は、太平洋中部の赤道をまたぐ広大な海域に33の環礁と1つの隆起珊瑚礁の島(バナバ島)が散在する島嶼国家です。総陸地面積は約800平方キロメートルと小さいものの、排他的経済水域は約350万平方キロメートルにも及びます。首都はタラワ環礁の南タラワにあります。

国名の「キリバス」はギルバート諸島を現地語で発音した呼称に由来します。歴史的にはイギリスの植民地(ギルバート諸島)として統治され、1979年に独立を達成しました。公用語は英語とキリバス語で、国民の多くはキリスト教を信仰しています。

キリバスが国際社会で特に注目される理由は気候変動と海面上昇の問題です。国土のほとんどが海抜2〜3メートル以下の低地であり、地球温暖化に伴う海面上昇が続くと、今世紀中に多くの島が水没する可能性があるとされています。キリバス政府はすでに高台のある島を持つフィジーから土地を購入するなど、最悪の事態に備えた対策を進めています。

経済は漁業・観光・海外出稼ぎ送金に依存しており、基幹産業として排他的経済水域内の漁業権収入が重要な財源となっています。また、フェニックス諸島保護区はその豊かな生態系からユネスコの世界遺産にも登録されています。

基本データ

人口 約13万人
面積 811 km²

出典:Wikidata

使い方・例文

「キリバスは海面上昇によって国そのものが沈む危機に瀕している」という形で気候変動の深刻さを説明する文脈でよく引用される国です。また、太平洋の島嶼国を学ぶ地理・国際関係の場面でも登場します。

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