活動銀河核とは?
かつどうぎんがかく
活動銀河核とは、銀河の中心核が通常より非常に明るく輝いている状態で、その多くは超大質量ブラックホールへのガス降着によって引き起こされます。
活動銀河核(Active Galactic Nucleus、略称AGN)は、銀河の中心核が通常の銀河に比べて極めて高い光度を示している現象、またはその天体を指します。通常の銀河では中心の恒星群が輝いていますが、活動銀河核では中心に存在する超大質量ブラックホール(太陽質量の100万〜100億倍)に周囲のガスや塵が落ち込む「降着」のプロセスで莫大なエネルギーが解放されます。
降着円盤と呼ばれる高温ガスの渦が強烈な可視光・X線・電波などを放射し、場合によっては相対論的なジェット(ブラックホールの回転軸に沿った高エネルギー粒子の噴流)も生成されます。
活動銀河核はその観測的な特徴により複数のタイプに分類されています。
- クェーサー(QSO)—非常に遠方にある極めて明るいAGN
- セイファート銀河—比較的近くにある中程度の活動性を持つ銀河、型1と型2に分かれる
- 電波銀河—電波ジェットを持つ楕円銀河が多い
- ブレーザー—ジェットが地球方向に向いている強力な変動天体
これらは外見が異なるように見えますが、AGN統一モデルと呼ばれる考え方では、中心のブラックホールと降着円盤の基本構造は共通であり、周囲のガス・塵によるトーラス状の遮蔽や観測方向の違いによって多様な見え方になると説明されています。AGNは宇宙の進化や銀河形成の理解において重要な役割を担います。
使い方・例文
「夜空に点のように見えるクェーサーの多くは、実は数十億光年先にある活動銀河核であり、その輝きは全銀河系の数千倍に達することもある。」
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