交点月とは?
こうてんつき
交点月とは、月が黄道と白道の交点を出発して同じ交点に戻るまでの周期で、約27.21日です。
交点月(こうてんつき、Draconic Month / Nodal Month)は、月が黄道(太陽の見かけの通り道)と白道(月の軌道)との交点を基準として一公転するのにかかる時間を指します。その長さは約27.212日で、朔望月(約29.53日)や恒星月(約27.32日)とは異なる値を持ちます。
交点月が天文学において重要な理由は、日食・月食の発生条件と密接に関わるからです。日食や月食が起きるためには、太陽・地球・月が一直線に並ぶだけでなく、月が軌道の交点付近にいる必要があります。交点月はこの「月が交点付近に戻ってくる周期」を表します。
月の公転軌道の交点は固定されておらず、約18.6年の周期で黄道上を西向きに移動します(交点の歳差)。この動きが交点月・食年・サロス周期などの天文周期を生み出す根本原因のひとつです。
交点月の名称の由来については、ドラコニック月(Draconic Month)という別名もあり、これはドラゴン(竜)が日食を「食べる」という古代の神話的イメージに由来するとも言われています。現代天文学ではこの周期はサロス周期の計算や、月食・日食シリーズの分類に活用されています。
使い方・例文
日食・月食の発生間隔を計算する天文学の授業では、「交点月」「食年」「朔望月」の三つの周期を比較する演習問題がよく登場する。
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