アルベドとは?
あるべど
アルベドとは、天体や地表などの物体が受けた光をどれだけ反射するかを示す指標で、0から1(または0〜100%)の数値で表されます。
アルベド(Albedo)とは、物体の表面が入射した太陽光(または他の電磁波)をどれだけ反射するかを表す無次元の指標です。ラテン語の「albedo(白さ)」に由来し、0から1の値で表されます(0はすべて吸収、1はすべて反射)。天文学・気候科学・惑星科学など多くの分野で用いられる重要な概念です。
天体のアルベドは、その表面の組成・色・大気の有無によって大きく異なります。たとえば新雪は0.8〜0.9程度の高いアルベドを持ち、太陽光の大部分を反射します。一方、黒い土や深い海は0.05〜0.1程度と低く、多くのエネルギーを吸収します。月の平均アルベドは約0.12と比較的低く、金星は濃い雲に覆われているため約0.65と非常に高い値を示します。
アルベドが重要視される場面としては以下が挙げられます。
- 地球の気候変動研究:氷床・雪・雲のアルベドが地球の熱収支に大きく影響する
- 惑星・小惑星の表面組成の推定
- 都市ヒートアイランド現象の分析(アスファルトの低アルベドが熱蓄積を促進)
- 太陽電池パネル設置場所の選定における周辺反射の考慮
近年では地球温暖化との関係で、氷河や北極海氷のアルベド低下(氷が溶けると海面が露出して吸収量が増大する「氷-アルベドフィードバック」)が気候変動の加速要因として注目されています。
使い方・例文
白い雪原が眩しく輝くのはアルベドが高いためで、逆に南極の氷が溶けて海面が広がるとアルベドが低下し、地球がより多くの熱を吸収するようになります。
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