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軌道とは?

きどう

軌道とは、天体や人工衛星などが引力影響を受けながら繰り返し運動するときに描く経路のことです。

軌道(きどう)とは、天体・人工衛星宇宙探査機などが重力引力)の影響下で継続的に運動するときにたどる経路のことです。天文学・宇宙工学の基本概念であり、惑星の公転から人工衛星の運用まで、宇宙に関わるあらゆる現象の基礎となります。

軌道の形は物体の速度と重力源との関係によって決まります。一般に楕円・円・放物線・双曲線の4種類があり、惑星や月のように重力に束縛された天体は楕円(または円)軌道を描きます。この原理はケプラーの法則およびニュートンの万有引力の法則によって数学的に説明されます。

代表的な軌道の種類には以下があります。

  • 低軌道(LEO):高度数百キロメートル付近。国際宇宙ステーション(ISS)はここに位置する
  • 静止軌道(GEO):高度約3万6000キロメートル。地球の自転と同期し、地上から見て静止して見える(通信・気象衛星に使われる)
  • 地球周回軌道:地球を周回する一般的な人工衛星の軌道
  • 惑星間軌道:惑星探査機が太陽系内を移動するための経路

軌道投入には非常に精密な速度・角度の制御が必要で、宇宙開発の技術的な根幹をなしています。また日常語では「軌道に乗る」という表現が「安定した状態になる」という意味で広く使われています。

使い方・例文

気象衛星「ひまわり」は静止軌道と呼ばれる高度約3万6000キロメートルの軌道を回っており、地上からは常に同じ位置に見えるため、日本周辺の気象を24時間継続して観測できます。

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