自転とは?
じてん
自転とは、天体が自らの軸(自転軸)を中心にしてその場でくるくると回転する運動のことです。
自転とは、惑星・衛星・恒星などの天体が、自分自身の中心を貫く軸(自転軸)のまわりを回転する運動のことです。地球をはじめ、太陽系のほぼすべての天体が自転しています。自転は、別の天体のまわりをまわる「公転」とは区別されます。
地球の自転を例に見てみましょう。地球は北極と南極を結ぶ地軸を中心に、西から東へ向かって約24時間で1回転しています。この自転によって昼と夜が生まれ、太陽が東から昇り西に沈むように見えます。また、自転の速さは赤道付近では時速約1,670キロメートルにもなりますが、私たちが速さを感じないのは地球全体が一緒に動いているためです。
さまざまな天体の自転には次のような違いがあります。
- 月:自転周期と公転周期がほぼ等しいため、地球からは常に同じ面しか見えない(潮汐固定)
- 金星:自転の向きが地球と逆で、かつ非常にゆっくり回転する
- 木星:太陽系最大の惑星だが、約10時間という短い周期で自転する
- 太陽:ガス体のため、緯度によって自転速度が異なる(差動回転)
自転は天体の形成過程や潮汐力・磁場の発生とも密接に関係しており、地球科学や天文学の重要なテーマのひとつです。地球の自転はわずかずつ遅くなっており、うるう秒によって時刻が調整されることがあります。
使い方・例文
「地球が自転しているために、1日の中で昼と夜が交互に訪れます」というように理科や天文の説明でよく使います。
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