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質量とは?

しつりょう

質量とは、物体がどれだけの物質を含んでいるかを表す物理量で、重力に関係なく変化しない物体固有の量です。

質量(しつりょう)とは、物体を構成する物質の量を表す基本的な物理量です。国際単位系(SI)ではキログラム(kg)を単位として表します。

質量と混同されやすい概念に「重さ(重量)」があります。重さとは物体に働く重力の大きさのことで、場所によって変わります。たとえば月面では地球の約6分の1の重力しか働かないため、体重計の示す値(重さ)は小さくなります。一方、質量は場所が変わっても一定です。月に行っても物体の質量は変わりません。

物理学において質量は次のような重要な役割を持ちます。

  • 慣性質量:物体がどれだけ動かしにくいかを表す量。質量が大きいほど、力を加えても動かしにくい。
  • 重力質量:重力の影響を受ける大きさを決める量。
  • エネルギーとの等価性:アインシュタインの特殊相対性理論で示された E=mc² の関係により、質量とエネルギーは相互に変換可能です。

日常生活では「体重が60kgある」と言うとき、厳密には60kgの質量を持つという意味です。物理や化学の分野では「重さ」と「質量」を明確に区別することが非常に重要です。

使い方・例文

理科の実験で「この金属の質量を電子天秤で測ると100gだった」というように、物体に含まれる物質の量を数値で表す場面で登場します。また、宇宙空間での無重力環境でも質量は変わらないため、宇宙飛行士の訓練でもこの概念が活用されます。

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