内転筋群とは?
ないてんきんぐん
内転筋群とは、大腿(太もも)の内側に位置し、股関節を内転(脚を内側に引き寄せる動作)させる筋肉の総称です。
内転筋群(ないてんきんぐん、Adductor muscles)は、大腿骨の内側面から骨盤にかけて走行する筋肉群の総称で、股関節の内転(脚を体の中心線に向けて引き寄せる動き)を主に担います。日常の歩行・走行・方向転換などの動作に常に関与しており、スポーツパフォーマンスにも深くかかわる重要な筋群です。
内転筋群は以下の筋肉で構成されます。
- 大内転筋(Adductor Magnus):最も大きく強力で、股関節の内転と伸展の両方に作用
- 長内転筋(Adductor Longus):大腿前面の内側に位置し、内転と股関節屈曲に寄与
- 短内転筋(Adductor Brevis):長内転筋の深層に位置し内転を補助
- 薄筋(Gracilis):内転筋群の中で唯一二関節筋(股・膝をまたぐ)
- 恥骨筋(Pectineus):股関節の内転と屈曲を担う
スポーツ選手、特にサッカー・ラグビー・格闘技など横方向の動きが多い競技では内転筋群への負荷が大きく、「鼠径部痛症候群(グロインペイン)」や内転筋肉離れのリスクがあります。ストレッチやウォームアップで柔軟性を維持することが予防に重要です。
トレーニングではアダクターマシン・コペンハーゲンアダクション・ワイドスクワットなどが内転筋群を効果的に鍛える種目として知られています。股関節の安定性とバランスの向上にも貢献します。
使い方・例文
「サッカーのドリブルで急停止した際に内転筋群を肉離れし、選手は数週間の離脱を余儀なくされた。」
この用語をシェア
最終更新: