レトルトとは?
れとると
レトルトとは、密封した容器ごと高温高圧で加熱殺菌した保存食品、またはその製法のことです。
レトルトとは、食品を気密性の高い袋(レトルトパウチ)や容器に密封し、高温高圧の蒸気釜(オートクレーブ)で加熱殺菌する食品保存技術、およびその製品を指します。
加熱温度は一般に120度前後に達し、食中毒の原因となるボツリヌス菌を含むあらゆる細菌や芽胞を死滅させます。この処理により、冷蔵・冷凍なしでも常温で長期間(数か月〜数年)保存できるのが最大の特長です。
レトルト食品の代表例には次のようなものがあります。
- カレーやシチューなどのレトルトパウチ惣菜
- パスタソース・中華料理の素
- レトルト粥や離乳食
- アウトドア・非常食向けの軍用戦闘糧食
もともとは宇宙食や軍の携帯食料として開発された技術で、日本では1960年代末にボンカレーなどの市販品が登場し、一般に広まりました。現代では「時短調理」「防災備蓄」の観点からも需要が高く、食品産業における重要な保存技術の一つです。
使い方・例文
「忙しい夜はレトルトカレーをご飯にかけるだけで夕食が完成する」というように、手軽な食事として日常的に使われます。また、災害時の非常食としても備蓄が推奨されています。
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