フウロソウ科とは?
ふうろそうか
フウロソウ科とは、ゲラニウムやテンジクアオイ(ペラルゴニウム)などを含む、世界に広く分布する双子葉植物の科です。
フウロソウ科(Geraniaceae)は、被子植物・双子葉類に属する植物の科で、世界に約800種以上が知られています。温帯から熱帯にかけて広く分布しており、日本にも複数の野生種が自生します。
代表的な属として、
- ゲラニウム属(フウロソウ属):温帯の野山に自生する多年草が多く、ハクサンフウロやグンナイフウロなど日本固有種も含む。園芸植物としても人気が高い
- ペラルゴニウム属(テンジクアオイ属):南アフリカ原産の種が多く、観賞用に広く栽培される「ゼラニウム」として親しまれる。香料(ローズゼラニウム)としても利用される
- エロディウム属(ヒメフウロ属):地中海沿岸や乾燥地帯に多く分布し、日本でも帰化植物のヒメフウロが見られる
フウロソウ科の植物は一般に5枚の花弁をもつ左右対称または放射状の花を咲かせます。特徴的なのは果実の形で、熟すと細長い部分が弾けて種を飛ばす仕組みをもつものが多く、この形状が「風露草」の名の由来とも言われます。葉はしばしば掌状に深裂し、芳香をもつ種も多いです。
園芸・切り花・精油の採取など経済的にも重要で、ガーデニングでは定番の植物グループです。
使い方・例文
庭のプランターで育てる「ゼラニウム」は、植物学的にはフウロソウ科のペラルゴニウム属に分類されます。
この用語をシェア
最終更新: