ゲラニウム属とは?
げらにうむぞく
ゲラニウム属とは、フウロソウ科に属する多年草の一属で、世界中に広く分布し、観賞用や庭園植物として人気があります。
ゲラニウム属(Geranium)は、フウロソウ科(Geraniaceae)に属する植物の一属で、世界に約400種以上が知られています。北半球の温帯域を中心に広く分布し、草地、林縁、山地など多様な環境に生育します。日本にもゲンノショウコなど複数の自生種があります。
ゲラニウム属の特徴として、
- 5枚の花弁を持つ対称形の花(多くは紫・ピンク・白色)
- 裂けた掌状の葉(しばしば芳香がある)
- 果実が熟すと弾けて種子を飛ばす独特の散布機構
- 草丈は種により10cmから1m程度まで多様
園芸では「ゲラニウム」と「ペラルゴニウム(Pelargonium)」が混同されることがありますが、両者は別属です。一般に「ゼラニウム」と呼ばれる園芸植物のほとんどはペラルゴニウム属であり、ゲラニウム属は「ハーディゲラニウム(宿根ゲラニウム)」として区別されることがあります。ゲラニウム属は耐寒性が高く、寒冷地でも露地越冬できる種が多いため、ガーデニング愛好者に重宝されています。
また、ゲンノショウコ(Geranium thunbergii)は日本の民間薬として下痢止めに用いられてきた歴史があり、薬用植物としても価値があります。
使い方・例文
イングリッシュガーデンの下草として植えられる宿根草の「ハーディゲラニウム」は、このゲラニウム属の植物です。
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