ゲラとは?
げら
ゲラとは、印刷・出版の現場で校正・確認のために用いる仮刷りの刷り物のことです。
ゲラ(校正刷り)とは、書籍・雑誌・新聞などの出版物を正式に印刷する前に、内容の誤りや体裁を確認するために出力する試し刷りのことです。英語の「galley(活版印刷の活字組み台)」に由来し、かつての活版印刷時代から使われてきた用語です。
印刷工程においては、組版(テキストや画像をページに配置する作業)が完了した段階で、まずゲラを出力します。著者・編集者・校正者がこのゲラに朱書きで修正指示を書き込み、誤字脱字・レイアウトのずれ・事実誤認などを修正します。この一連の確認作業を「ゲラを戻す」「ゲラを直す」などと表現します。
ゲラには主に以下の種類があります。
- 初校ゲラ:組版後に最初に出力する刷り物
- 再校ゲラ:初校の修正を反映した後の確認刷り
- 念校ゲラ:最終確認のための刷り物
近年はデジタル化が進み、PDF形式でゲラをやり取りするケースも増えましたが、「ゲラ」という呼称はデジタルデータにも引き続き使われています。出版の品質を保つ上で欠かせない工程であり、著者にとっても自分の原稿が活字になった姿を初めて見る特別な瞬間でもあります。
使い方・例文
担当編集者から「初校ゲラが上がりましたので、来週までに赤入れをお願いします」と連絡が来た場合、著者はゲラに目を通して誤りを修正してから返送します。
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