校正刷りとは?
こうせいずり
校正刷りとは、印刷物を本格的に刷る前に誤字・脱字・レイアウトの確認を行うために試し刷りした見本のことです。
校正刷りとは、書籍・雑誌・チラシなどの印刷物を正式に大量印刷する前の段階で、内容の誤りやレイアウトの問題を発見・修正するために作成される試し刷りのことです。「ゲラ刷り」とも呼ばれ、特に活版印刷の時代には活字を組み合わせた「版」(ゲラ)から刷り出した紙面を指していました。
校正刷りの主な目的は次のとおりです。
- 誤字・脱字・送り仮名の誤りを発見する
- 文字サイズや書体(フォント)が設計どおりか確認する
- 写真・図版の位置や大きさが適切か検証する
- 余白・行間などのレイアウトの整合性を確かめる
作業の流れとしては、まず編集者・デザイナーが初稿の校正刷りを作成し、著者や編集担当が赤字(修正指示)を入れます。修正を反映したうえで再校・三校と繰り返し、問題がないと判断された段階で「了」とし、本刷りへ進みます。デジタル化が進んだ現代では、PDF上で校正を行うケースも増えていますが、色の再現性や紙の質感を確認するために紙の校正刷りが重視される場面も多く残っています。
校正刷りは印刷コストと品質を両立させるうえで欠かせない工程であり、出版・印刷業界の品質管理の根幹をなしています。
使い方・例文
書籍の出版工程では、初稿の校正刷りを著者に送り、赤字で修正指示を書き込んでもらうことが一般的です。
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