なしてとは?
なして
「なして」とは、主に東北地方や北海道で使われる方言で、「なぜ」「どうして」を意味する疑問の言葉です。
「なして」は日本の方言で、標準語の「なぜ」「どうして」に相当する表現です。主に東北地方(青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島)や北海道などで広く使われており、日常会話の中で自然に用いられています。
語源については諸説ありますが、「なにとして(何として)」が音変化・省略されて「なして」になったという説が有力とされています。室町時代ごろの日本語には「なにとして」という表現があり、それが時代を経て各地の方言に定着したと考えられています。
使われる場面としては以下のようなものがあります。
- 「なしてそんなことしたの?」(どうしてそんなことをしたの?)
- 「なして来ないの?」(なぜ来ないの?)
- 「なしてわかんないの?」(どうしてわからないの?)
現在では方言の見直しや地域アイデンティティへの関心の高まりから、「なして」を含む東北方言が映画・ドラマ・小説などで積極的に使われるようになっています。また若い世代がSNSで方言を意識的に使うことで、地域外にもその表現が広まる傾向があります。
使い方・例文
東北出身のキャラクターが「なしてそんなに怒ってるの?」と話すセリフや、東北地方を舞台にしたドラマ・映画の中で日常的に聞かれる表現です。
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