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共通語化とは?

きょうつうごか

共通語化とは、地域の方言や個別の言語形式が、社会全体で通じる共通の言語形式に近づいていく過程のことです。

共通語化(きょうつうごか)とは、特定の地域や集団が使う方言・語彙・発音・文法などが、より広い範囲で通用する共通語(標準語)の形式に近づいていく社会言語学的な変化の過程を指します。「標準語化」と呼ばれることもありますが、日本では「共通語」という用語の方が中立的とされています。

共通語化が進む背景には、複数の社会的要因があります。

  • 義務教育や放送メディアを通じた標準的な言語形式の普及
  • 都市部への人口集中と地方から都市への移住
  • インターネット・SNSによる地域を超えたコミュニケーションの増加
  • 就職・進学に伴う言語環境の変化

日本では特に戦後、NHKの放送や学校教育を通じて東京方言に基づく共通語が全国に普及し、若い世代ほど地方方言の特徴が薄れる傾向が研究で確認されています。アクセント・イントネーション・語彙の順に共通語への同調が生じやすいとされています。

一方で、共通語化によって地域固有の方言・言語文化が失われることへの危機感も高まっており、各地で方言の保存・記録・教育への取り組みが行われています。共通語化は言語の均質化というマイナス面と、相互理解の促進というプラス面の両面を持つ現象です。

使い方・例文

かつて強いなまりがあった地方出身者が、都会での生活を経て方言的特徴が薄れ、共通語に近い発音や語彙を使うようになるケースが、共通語化の典型的な例です。

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