刷りとは?
すり
刷り(すり)とは、印刷・出版の分野で同一の版から印刷を行う行為、またはその印刷の回数・ロットを示す概念で、「初刷り」「第5刷」などの形で使われます。
「刷り(すり)」とは、印刷・出版の分野において、版や印刷機を使って紙などに文字・画像を転写する行為そのもの、あるいはその印刷の回数・ロットを指す用語です。書籍や新聞、雑誌などの出版物において、同じ内容を複数回印刷する際に何回目の印刷かを示すために「〇刷」という表現が使われます。
出版の文脈では「刷り」は以下のような使われ方をします。
- 初刷り(初版第1刷):その作品が最初に印刷・発行されたもの。コレクターや古書市場では特に価値を持つ場合がある。
- 重版(増刷・再刷):初刷りが売り切れた後、需要に応じて同じ内容を再び印刷すること。「重版出来(じゅうはんできた)」は売れ行き好調の証とされる。
- 改訂刷り:誤植の訂正や小規模な修正を加えた上での増刷。
書籍の奥付(本の後ろに記載される発行情報)には「〇年〇月〇日 第1刷発行」「〇年〇月〇日 第5刷発行」などと記載されており、その本が何度刷られたかを確認できます。刷り数が多いほど長く読まれ続けているロングセラーであることを示す指標にもなります。版画の世界では、木版・銅版・シルクスクリーンなどの版にインクを乗せて紙に転写する工程全体を「刷り」と呼び、職人的な技術が求められる重要な作業です。
使い方・例文
本の奥付に「2025年4月10日 初版第1刷発行」と書かれているとき、「第1刷」がその本の印刷回数を示しています。売れ行きが好調で増刷されると「第2刷」「第3刷」と数が増えていきます。
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