初版とは?
しょはん
初版とは、書籍・雑誌・新聞などの出版物が最初に刊行された版のことで、その後の改訂・重版と区別して用いる出版用語です。
初版(しょはん)とは、書籍や出版物が初めて世に出たときの版(エディション)を指す出版用語です。同じ作品が修正・加筆・訂正を経て再び刊行される場合を「改訂版」「第2版」などと呼ぶのに対し、その最初の形のものを初版と称します。
出版の文脈では「版」と「刷」を区別することが重要です。
- 版(エディション):内容・レイアウト・組版に何らかの変更が加えられた場合に版が変わります(初版→改訂版→第2版)。
- 刷(プリンティング):同じ版のまま増刷することを指します(初版第1刷→初版第5刷など)。内容は変わりません。
書籍の奥付(巻末)には「○○年○月○日 初版第1刷発行」などと記載されており、その本がいつ・どの版で刷られたかを確認できます。改訂が重ねられている実用書や教科書では、最新版との違いを把握するためにも版の確認が重要です。
古書・コレクターの世界では、初版本は稀少価値が高く、特に著名作家のサイン入り初版本は高値で取引されることがあります。また、歴史的・文献学的な研究においては、初版の本文が重要な研究対象となる場合があります。
使い方・例文
図書館や古書店で「初版」と明記された本を見かけたとき、それは当該作品が初めて出版された際の版を意味し、後に加筆・修正が行われた改訂版とは区別されます。
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