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初版本とは?

しょはんぼん

初版本とは、ある書籍が初めて刊行されたときに印刷・製本された、最初の版の本のことです。

初版本とは、書籍が世に出た最初の版として印刷・製本されたものを指します。重版や改訂版が出る以前の、その本の出発点となる版です。

出版の世界では、同じ内容の本であっても版が変わるごとに「第2版」「改訂版」などと区別されます。初版はその書籍が初めて読者の手に届いた形であり、後の版と比べて内容・装幀・誤字脱字の有無などが異なることがあります。

版本が特に注目される理由としては次のような点があります。

  • 著者が最初に意図した表現や表記がそのまま残っている
  • 後の改訂で修正・削除された記述を含む場合がある
  • 装幀や挿絵が版によって異なる場合がある
  • 発行部数が少なく希少価値を持つことが多い

古書市場や図書館の資料保存の観点からも、初版本は重要視されます。文学的・歴史的に著名な作品の初版本は高値で取引されることもあり、コレクターの間で珍重されています。研究の場でも、著者の意図を正確に読み解くために初版本が参照される場合があります。

使い方・例文

夏目漱石の『吾輩は猫である』の初版本は、現在では古書として非常に高い価値を持つ。

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