双子葉類とは?
そうしようるい
双子葉類とは、種子が発芽するときに2枚の子葉をもつ植物のグループで、被子植物の大きな分類の一つです。
双子葉類(そうしようるい、Dicotyledons / Dicots)とは、被子植物(種子植物のうち胚珠が子房に包まれているもの)の中で、種子が発芽する際に子葉を2枚出す植物の総称です。もう一方の大きなグループである単子葉類(子葉が1枚)と対比されます。
双子葉類の主な特徴は次のとおりです。
- 子葉が2枚:発芽時に出る最初の葉が左右対称に2枚ある
- 葉の葉脈が網状:葉の葉脈が網の目のように広がる網状脈をもつ
- 茎の維管束が輪状に配列:茎を輪切りにすると維管束が円形に並んでいる
- 根が主根と側根からなる:1本の太い主根と、そこから枝分かれする側根をもつ
- 花びらの数が4枚または5枚(またはその倍数)が多い
双子葉類には非常に多くの植物が含まれます。バラ・アサガオ・タンポポ・サクラ・ヒマワリ・ダイズ・トマト・カキなど、身近な花や野菜・果物の多くが双子葉類です。また、樹木ではブナ・ナラ・ケヤキ・サクラなど落葉広葉樹の大部分も双子葉類に属します。
なお、現代の植物分類学(APG分類体系)では「双子葉類」は側系統群(進化的に一枚岩でないグループ)として扱われ、「真正双子葉類」と「旧双子葉類」に再分類されていますが、中学・高校の理科教育では引き続き「双子葉類」として教えられています。
使い方・例文
「理科の授業でインゲン豆の種を土に植えたとき、2枚の子葉が出てきたことで、インゲン豆が双子葉類に属することを確認できます。」
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