ピーティングとは?
ぴーてぃんぐ
ウイスキーの麦芽乾燥工程でピート(泥炭)を燃やし、その煙を麦芽に吸わせることで独特のスモーキーな香りと風味を与える製造技術のことです。
ピーティング(Peating)とは、ウイスキー製造においてモルト(大麦麦芽)をキルン(乾燥炉)で乾かす際に、ピート(peat/泥炭)を燃料として使用する工程を指します。ピートとは、植物が長い年月をかけて堆積・炭化した有機物の層で、スコットランド・アイルランド・アイラ島などに豊富に存在します。
キルン内でピートを燃やすと、フェノール類・グアイアコール・クレゾールなどの化合物を含む煙が発生し、湿った麦芽に吸着されます。この量はフェノール値(ppm)で表され、数値が高いほど強いスモーキーさをもつウイスキーに仕上がります。アイラモルトの代表格であるラフロイグは40〜45ppm程度と非常に高く、ライトなスペイサイドモルトは数ppm以下です。
ピーティングの度合いによってウイスキーの個性は大きく変わります。
- ヘビリーピーテッド:ヨード・薬品・海藻のような力強い香り
- ミディアムピーテッド:スモークと甘みのバランスが取れた香り
- ライトピーテッド/ノンピーテッド:穀物・フルーツ・花の香りが前面に出る
使い方・例文
「アイラ島のウイスキーはピーティングが強く、ヨードや磯の香りが特徴だ」のように、ウイスキーの製造工程や香りの個性を説明する際に使われます。
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