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モルとは?

もる

モルとは、物質を構成する粒子(原子分子イオンなど)の個数を表す化学の基本単位で、約6.02×10²³個を1モルとします。

モル(mol)は、物質量を表すSI(国際単位系)の基本単位のひとつです。1モルはアボガドロ定数(約6.022×10²³)個の粒子(原子分子イオン電子など)の集まりを指します。この数はアボガドロ定数と呼ばれ、イタリアの科学者アメデオ・アボガドロにちなんで名づけられています。

モルの概念が必要な理由は、原子や分子は非常に小さく、1個単位では扱いにくいためです。例えば、水素原子1個の質量は約1.67×10⁻²⁴グラムと微小ですが、1モル(6.02×10²³個)の水素原子の質量はちょうど約1グラムになり、扱いやすい数値になります。

モルを使った計算の基本を以下に整理します。

  • 原子量・分子量の数値がそのままグラム/モルのモル質量に対応する(例:水H₂Oのモル質量は18g/mol)
  • 気体1モルは標準状態(0℃・1気圧)で約22.4リットルを占める
  • 物質量(mol)= 質量(g)÷ モル質量(g/mol)で求められる
  • 化学反応式の係数はモルの比を表している

モルの概念は化学計算(量論計算)の根幹であり、反応に必要な試薬の量、生成物の質量、溶液の濃度(mol/L)などを正確に求めるために欠かせません。高校化学から大学の化学・薬学・材料科学まで広く使われる基礎的な単位です。

使い方・例文

化学の実験で「食塩(NaCl)を1モル用意する」と指示された場合、NaClのモル質量58.5g/molを使って58.5グラムを量り取ればよいと計算できます。

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