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電子とは?

でんし

電子とは、負の電荷を持つ素粒子で、原子を構成する基本的な粒子の一つです。

電子(でんし、英語: electron)は、負の電荷(−1.6×10⁻¹⁹クーロン)を持つ素粒子で、クォークとともに物質を構成する基本粒子(レプトン)の一つです。質量陽子の約1840分の1ときわめて小さく(約9.11×10⁻³¹キログラム)、現在の物理学では「点粒子」として扱われています。

原子の構造において、電子は原子核(陽子・中性子からなる)の周囲を取り巻くように存在しています。量子力学的には電子は「軌道」ではなく「電子雲」と呼ばれる確率的な分布を持ち、特定のエネルギー準位(電子殻)に収まります。最外殻の電子(価電子)の数が原子の化学的性質を決定します。

電子は化学結合・電気伝導・光の吸収と放出など、あらゆる化学・電気現象の主役です。金属中では電子が自由に移動できるため電気を通し、電池や発電機も電子の流れ(電流)を利用したものです。

電子の発見は1897年にJ・J・トムソンによってなされ、原子が分割できることを示した歴史的な発見でした。現代では半導体・トランジスタ・電子顕微鏡など、先端技術の多くが電子の性質を利用しています。

使い方・例文

電気回路に電池をつなぐと、電子が負極から正極へ向かって流れることで電流が生じ、豆電球が点灯します。

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