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クーロンとは?

くーろん

クーロンとは、電気量(電荷)を表す国際単位系(SI)の単位で、記号「C」で表し、1アンペアの電流が1秒間に運ぶ電気量として定義されています。

クーロン(coulomb、記号:C)は、電荷(電気量)のSI単位です。フランス物理学者シャルル=オーギュスタン・ド・クーロン(1736〜1806)の名にちなんで命名されました。クーロンは電場中の電荷に働く力(クーロン力)を記述する「クーロンの法則」を提唱したことで知られています。

クーロンの定義は2019年のSI改定以降、電気素量(素電荷)を基準として再定義されています。電気素量 e = 1.602176634×10のマイナス19乗クーロン と定められたため、1クーロンは約6.24×10の18乗個の陽子(または電子)が持つ電荷の大きさに相当します。

クーロンと他の電気量の関係は以下のとおりです。

  • 電流との関係:1C = 1A(アンペア)× 1s(秒)。つまり1アンペアの電流が1秒間流れたときに移動する電荷が1クーロン
  • 電位・エネルギーとの関係:1ジュール(J)= 1クーロン × 1ボルト(V)
  • 静電気力:クーロンの法則 F = kq₁q₂/r² により、2つの電荷間に働く力が計算される

日常生活では静電気の電荷量はマイクロクーロン(μC)やナノクーロン(nC)程度の微小な値であるのに対し、落雷(雷)では1回の放電で数クーロンから数十クーロンの電荷が移動するとされています。電気化学では電解量の計算(ファラデーの法則)にもクーロンが活用されます。

使い方・例文

「コンデンサーが10マイクロクーロンの電荷を蓄えているとき、そのコンデンサーに蓄えられたエネルギーは電圧と容量から計算できます」という形で、電気回路や物理の問題でよく使われます。

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