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大麦とは?

おおむぎ

イネ科の穀物で、ビール・麦芽・麦茶味噌などの原料となるほか、食料・飼料として世界中で広く栽培される重要な作物です。

大麦(おおむぎ、学名:Hordeum vulgare)は、イネ科オオムギ属の一年草または二年草の穀物で、小麦・トウモロコシ・米・大豆と並ぶ世界の主要穀物の一つです。原産地は中東の肥沃な三日月地帯とされ、小麦とほぼ同時期に農耕の始まりとともに栽培化された歴史の非常に古い穀物です。

大麦には穂の形態によっていくつかの種類があります。

  • 六条大麦:穂に6列の粒がつく品種で、食用・麦茶麦焼酎などに利用されます。
  • 二条大麦:穂に2列の粒がつく品種で、粒が大きく揃いが良いためビール大麦として最適です。
  • 裸麦(はだかむぎ):脱穀時に外皮(籾殻)が取れやすい品種で、麦ご飯や押し麦に利用されます。

大麦の主な用途は多岐にわたります。発芽させて乾燥した「麦芽(モルト)」はビール・ウイスキー・麦芽糖の製造に欠かせない原料です。また、食用としての押し麦・もち麦は食物繊維(特に水溶性のβ-グルカン)が豊富で、健康食品としても注目を集めています。麦茶・麦味噌・大麦若葉の青汁なども広く消費されています。

世界的には飼料用途が最大で、家畜の飼料として生産量の過半数が使われます。日本・ドイツ・ロシア・カナダなどが主要な生産国です。栄養面ではビタミンB群・ミネラル・食物繊維を豊富に含み、血糖値の上昇を緩やかにする効果が研究で示されています。

使い方・例文

スーパーで売られている「押し麦」や「もち麦」は大麦を加工したものです。またビールの原料となる「麦芽」も大麦から作られており、食品・飲料の分野で幅広く使われています。

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