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もち大麦とは?

もちおおむぎ

もち大麦とは、大麦の一品種で、粘り気のある食感と豊富な食物繊維が特徴の穀物であり、健康志向の食品として注目されています。

もち大麦は、イネ科オオムギ属(Hordeum vulgare)に属する大麦の品種のひとつで、でんぷん組成の特殊性から「もち性大麦」とも呼ばれます。通常の大麦(うるち性)のでんぷんはアミロースとアミロペクチンが約3対7の割合で含まれますが、もち大麦はアミロペクチンがほぼ100%を占め、これが独特の粘り気・もちもちした食感を生み出しています。

もち大麦の最大の健康上の特徴は、水溶性食物繊維である「β-グルカン」を豊富に含む点です。β-グルカンには以下のような効果が期待されています。

  • 食後血糖値の急激な上昇を抑える(GI値の低下)
  • 悪玉コレステロール(LDL)の低下
  • 腸内環境の改善・善玉菌の増殖促進
  • 満腹感の持続による食べ過ぎ防止

精麦処理を施した「押麦」や「丸麦」の形で市販され、白米に混ぜて炊く雑穀ごはんの素材として家庭でも手軽に使えます。近年は機能性表示食品として認定された商品も増えており、糖尿病予防や生活習慣病対策の文脈で注目が高まっています。

栽培面では寒冷地でも育ちやすく、国産品は北海道・四国・九州などで生産されています。日本麦類研究会などの機関が品種改良を進めており、食味と機能性の両面での向上が図られています。

使い方・例文

白米ともち大麦を3対1の割合で混ぜて炊くと、もちもちとした食感が加わり腹持ちもよくなります。血糖値が気になる方や腸活に関心のある方が、日常の主食に取り入れる食べ方として広まっています。

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