ビリヤニとは?
びりやに
ビリヤニとは、南アジア発祥のスパイス炊き込みご飯で、肉や野菜を層状に重ねて蒸し炊きにした祝祭料理です。
ビリヤニ(Biryani)は、インド・パキスタン・バングラデシュをはじめとする南アジア全域で愛される炊き込みご飯料理です。ペルシャ語で「炒めた」または「焼いた」を意味する「ビリヤン」が語源とされており、ムガル帝国の宮廷料理として洗練されたとも言われます。
最大の特徴は調理法にあります。カルダモン・クローブ・シナモン・サフランなど多数のスパイスで下味をつけた肉(チキン・マトン・牛など)または野菜と、半炊きにした長粒米(バスマティライス)を交互に層状に重ね、蓋を密封して蒸し炊きにする「ダム」という手法を用います。この密閉蒸らしにより、米がスパイスと肉の旨みを余さず吸い込みます。
地域によってスタイルが大きく異なり、代表的なものとして次のような種類があります。
- ハイデラバード式:生の肉と生米を重ねて一緒に炊くカッチ法が有名
- コルカタ式:甘みと香りが穏やかで繊細な風味
- ラクナウ(アワド)式:肉を先に半調理するパッキ法で柔らかな仕上がり
- カラチ式:パキスタン流の濃いスパイス使いが特徴
ライタ(ヨーグルトソース)やサラダを添えて供されることが多く、インド亜大陸のみならず、中東・東南アジア・アフリカ東部でも幅広く親しまれています。近年は日本でも専門店が増え、人気を集めています。
使い方・例文
「結婚式の祝宴でチキンビリヤニが振る舞われた」「インド料理店でマトンビリヤニをライタとともに注文した」のように使います。
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