サフランとは?
さふらん
サフランとは、アヤメ科の多年草から採れる世界最高級のスパイスで、独特の黄金色と香りが料理や染料に用いられます。
サフラン(学名:Crocus sativus)は、アヤメ科クロッカス属の球根性多年草から採取されるスパイスです。花の中心にある雌しべの柱頭(赤橙色の糸状部分)を乾燥させたものがサフランとして使用され、1グラムを得るために約150〜200輪の花が必要とされるため、「世界で最も高価なスパイス」の一つとして知られています。
サフランの主な産地はイラン(世界の生産量の大半を占める)のほか、スペイン(ラ・マンチャ地方)、インド(カシミール地方)などです。収穫は秋に手摘みで行われ、非常に手間がかかります。
サフランを料理に使うと、鮮やかな黄金色と独特の花のような香り、わずかな苦味が加わります。代表的な料理としては、スペインのパエリャ、フランスのブイヤベース、インドのビリヤニ、イタリアのリゾット・アッラ・ミラネーゼなどが挙げられます。色素成分はクロシン、香り成分はサフラナールです。
食用のほか、古くから染料や薬用(抗酸化・気分改善・月経調整など)としても利用されており、歴史的にはクレオパトラの美容法にも使われたと伝えられています。少量でも強く発色するため、使用量はごく微量が基本です。
使い方・例文
「パエリャにサフランをひとつまみ加えることで、ご飯全体が美しい黄金色に染まり、独特の香りが広がる」のように、料理レシピの文脈でよく登場します。
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