アヤメ科とは?
あやめか
アヤメ科とは、アヤメやカキツバタ、グラジオラスなどを含む単子葉植物の科で、世界各地に約2,000種が分布します。
アヤメ科(Iridaceae)は単子葉植物綱に属する植物の科の一つで、球根・球茎・根茎をもつ多年草がほとんどです。世界の熱帯・亜熱帯・温帯に広く分布し、約66属・2,000種以上が知られています。特に南アフリカとアメリカ大陸の温帯地域に多くの種が集中しています。
アヤメ科の植物には以下のような主要なグループが含まれます。
- アヤメ属(Iris):最大の属で、アヤメ・カキツバタ・ハナショウブ・ジャーマンアイリスなどが含まれる
- クロッカス属(Crocus):春先に小さな花を咲かせ、香辛料サフランの原料となるサフランクロッカスも含む
- グラジオラス属(Gladiolus):切り花として人気が高く、南アフリカを中心に分布
- フリージア属(Freesia):甘い香りで知られる南アフリカ原産の球根植物
アヤメ科の花は6枚の花被片(外花被3枚・内花被3枚)を持つことが多く、左右対称または放射対称の形をとります。花の色は紫・青・白・黄・赤など多彩で、観賞用として世界中で広く栽培されています。
日本では初夏に湿地や水辺でカキツバタ・ハナショウブが咲き誇り、古来より詩歌や絵画に詠まれてきました。アヤメとカキツバタとショウブは外見が似ており、「いずれアヤメかカキツバタ」という慣用句も生まれています。園芸・切り花・香料の原料など、多方面で人々の生活に親しまれている植物グループです。
使い方・例文
「花壇に植えたジャーマンアイリスはアヤメ科の代表的な園芸品種で、春に大輪の紫色の花を咲かせた。」
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