クロッカスとは?
くろっかす
クロッカスとは、早春に紫・白・黄などの鮮やかな花を咲かせるアヤメ科の球根植物で、春の訪れを告げる花として世界中で親しまれています。
クロッカス(Crocus)は、アヤメ科クロッカス属の多年草球根植物です。地中海沿岸から中央アジア・中東にかけての地域が原産で、世界に80種以上が分布しています。日本には明治時代以降に園芸植物として導入されました。
最大の特徴は開花の早さです。地面にまだ雪が残る2〜3月ごろから花を咲かせ、「春一番の花」として各地で愛されています。花は一輪一輪が杯状に開き、花色は紫・白・黄・オレンジ・絞り模様など豊かなバリエーションがあります。草丈は10〜15センチほどと低く、地際に直接花をつけるように見えます。葉は細長く、中央に白い縦線が入るのが特徴です。
球根(正確には球茎=コルム)を秋に植えて春に開花させる「春咲きクロッカス」が最もポピュラーですが、秋に花を咲かせる「秋咲きクロッカス」の仲間もあります。なかでもCrocus sativus(サフランクロッカス)の雌しべを乾燥させたものが香辛料・着色料の「サフラン」として珍重されており、これは世界で最も高価なスパイスのひとつとして知られています。鉢植え・花壇・芝生への植え込みなど多様な場所で楽しめる丈夫な植物です。
使い方・例文
春の花壇や公園で雪が解け始めたころに小さな紫や黄色の花を見かけた際、またはサフランの原料植物として料理や植物の話題で登場します。
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