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ソンダ棚とは?

そんだだな

ソンダ棚とは、インドネシアジャワ島スマトラ島・ボルネオ島などを囲む東南アジアの浅い大陸棚で、氷期には陸続きになっていたとされる地理・生物地理学上の重要な地域です。

ソンダ棚(Sunda Shelf)とは、東南アジア熱帯域に広がる世界最大級の大陸棚のひとつで、現在スマトラ島ジャワ島ボルネオ島(カリマンタン)・マレー半島などを結ぶ浅海域(水深約200m以浅)のことです。地理学・地質学・生物地理学において非常に重要な概念として知られています。

ソンダ棚の最も注目される特徴は、最終氷期(約2万年前ごろ)の海面低下時に現在の浅海域が広大な陸地として露出し、スンダランドと呼ばれる大陸が形成されていた点です。このとき現在のマレー半島・スマトラ・ジャワ・ボルネオが陸続きになり、動植物が自由に移動できる生物の回廊となっていました。

生物地理学的な意義は大きく、以下の点が挙げられます。

  • オランウータン・テナガザル・スマトラトラ・ボルネオゾウなど多くの大型哺乳類が現在も分布するのは、過去の陸続き時代の痕跡
  • ウォレス線(ボルネオとスラウェシ、バリとロンボクの間に引かれた生物地理区の境界)はソンダ棚の東端に相当する
  • 淡水魚・両生類など海を渡れない生物の分布を説明する鍵になる

地質学的には、南シナ海の大部分もソンダ棚に含まれ、氷期には現在の南シナ海が陸地だったと考えられています。この地域の海底地形の研究は、東南アジアの人類移住史や生態系の成り立ちを解明する上でも欠かせません。

使い方・例文

生物地理学の授業や論文では、東南アジアの島々にオランウータンやボルネオゾウが分布する理由を説明するためにソンダ棚という名前が登場します。

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