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シリンジポンプとは?

しりんじぽんぷ

リンジ(注射器)を精密に送液する装置で、少量の薬液を一定速度で持続的に静脈投与する際に使用される医療機器です。

リンポンプとは、シリンジ(注射器)のプランジャー(押し子)をモーターで精密に押し込むことで、少量の薬液を高い精度で一定速度または設定量で患者に持続投与できる輸液ポンプの一種です。ICUや救急・手術室など、薬液量と投与速度の厳密な管理が求められる場面で欠かせない医療機器です。

輸液ポンプと比べてシリンジポンプは少量(通常50mL以下)の薬液を扱うことに特化しており、昇圧剤・降圧剤・鎮静剤・鎮痛剤・インスリン・抗不整脈薬など、微量でも効果が大きく血中濃度変動を最小限にしたい薬剤の投与に適しています。

主な特長と注意点は以下のとおりです。

  • 投与速度をmL/時間単位で細かく設定でき、薬効の急変を防ぐ
  • 閉塞・空シリンジ・バッテリー低下などのアラーム機能を持つ
  • シリンジ交換時に流量が一時的に途絶えるため、昇圧剤などはダブルルーメンや二台体制で管理する
  • 定期的な精度チェックと適切な取り扱いが必要

セッティング時はシリンジのメーカー・容量を装置に正確に登録することが重要で、設定ミスは過少・過剰投与につながる危険があります。薬剤の特性・患者の状態を踏まえた観察と、ポンプ管理の知識が看護師に求められます。

使い方・例文

ICUで昇圧剤(ノルアドレナリンなど)を持続静注する際に、シリンジポンプを用いて0.05μg/kg/分など厳密な速度で投与し、血圧変動を最小限に抑える場面で使用されます。

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