カメムシ目とは?
かめむしもく
カメムシ目は、口吻(こうふん)で液体を吸う昆虫の仲間で、カメムシ・セミ・アブラムシ・カイガラムシなどを含む大きな目です。
カメムシ目(学名:Hemiptera)は、昆虫綱に属する目のひとつで、かつては「半翅目(はんしもく)」とも呼ばれていました。世界に約8万種以上が知られ、昆虫の中でも特に多様なグループのひとつです。
- 針状の口吻(ストロー状の口)を持ち、植物汁液や動物の体液を吸う
- 前翅が基部で革質・先端で膜質になる「半翅(はんし)」構造(ただしアブラムシなど翅のない種も多い)
- 不完全変態(卵→幼虫→成虫)をたどる
- 臭腺を持ち独特の臭いを放つ種が多い(特にカメムシ亜目)
カメムシ目は大きく4つの亜目に分けられます。カメムシ亜目(カメムシ・サシガメ・ミズムシなど)、セミ亜目(セミ・ウンカ・ヨコバイなど)、アブラムシ亜目(アブラムシ・ネアブラムシなど)、カイガラムシ亜目(カイガラムシ・コナジラミなど)です。
農業上は重要な害虫グループであり、イネや果樹・野菜に寄生して作物被害を引き起こす種が多く含まれます。一方で、捕食性のサシガメのように害虫を捕食する種もあり、生態系内での役割は多様です。
使い方・例文
秋に洗濯物や室内へ飛び込んでくる独特の臭いを放つ虫や、夏の夜に大合唱するセミも、いずれもカメムシ目に分類される昆虫です。
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