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アカネ属とは?

あかねぞく

アカネ属は、赤や黄色の体色を持つ小〜中型のトンボの仲間で、秋に赤くなるアキアカネが代表的な属です。

アカネ属(学名:Sympetrum)は、昆虫トンボトンボ科に属する属のひとつで、世界に50種以上、日本には10数種が分布します。「アカトンボ」として秋の風物詩にもなっており俳句季語にも登場する親しみ深い昆虫群です。

アカネ属の主な特徴を挙げると以下のとおりです。

  • 成熟したオスが赤色に変化する種が多い
  • 田んぼや池沼、湿地を繁殖場所とする
  • 夏に高地や山地へ移動し、秋に里へ戻る種(アキアカネなど)がいる
  • 翅の基部に黄色や赤色の紋を持つ種もある

代表種のアキアカネ(Sympetrum frequens)は、夏の間に高標高地で過ごし、気温が下がるとともに平野部へ降下して産卵します。かつては日本の農村で無数に群れる光景が見られましたが、農薬使用の増加や農業形態の変化により、近年は個体数が著しく減少しています。

アカネ属は生態系の中で昆虫を捕食する捕食者であると同時に、鳥やカエルの重要な餌生物でもあり、農地生態系の健全さを示す指標としても注目されています。

使い方・例文

秋の田んぼや公園の池の周辺で、赤く色づいたアキアカネがホバリングしている様子が典型的なアカネ属の観察シーンです。

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