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アリ科とは?

ありか

アリ科とは、ハチ目に属する社会性昆虫の科で、女王アリ・働きアリ・雄アリなどの階層で構成されるコロニーを形成することが特徴です。

アリ科(学名: Formicidae)は、昆虫ハチ目(膜翅目)に属する昆虫の科です。全世界に1万種以上が分布し、南極大陸を除くほぼすべての陸上環境に生息しています。その生物量(バイオマス)は地球上の陸上生物の中でも非常に大きく、生態系において重要な役割を担っています。

アリ科最大の特徴は高度な社会性です。一つのコロニーは通常、以下のカーストで構成されます。

  • 女王アリ:産卵を専門に担う生殖個体。数十年生きる種もある
  • 働きアリ(ワーカー):生殖能力を持たないメスで、採餌・巣の維持・育児などを行う
  • 兵隊アリ:大きな顎を持つ防衛専門のカーストを持つ種もある
  • 雄アリ(オス):交尾飛行のためだけに生まれ、交尾後まもなく死ぬ

アリ科の昆虫は農業や牧畜に類似した行動を示す種もあり、ハキリアリは葉を切り取って菌類を栽培し、アブラムシを「放牧」して甘露を得るアリも知られています。また、植物の種子散布(アリ散布)や土壌の通気・混合にも貢献しており、生態系エンジニアとして機能しています。

日本ではクロオオアリ・トビイロケアリ・アカヤマアリなど多様な種が生息しており、身近な昆虫として親しまれています。

使い方・例文

公園の砂地でアリの巣を観察すると、働きアリが食料を運ぶ様子や女王アリを守る行動など、アリ科の社会構造の一端を間近に見ることができる。

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