トンボとは?
とんぼ
トンボとは、4枚の翅を持ち水辺を中心に生活する昆虫で、優れた飛行能力と視力を持つ肉食性の昆虫目です。
トンボは、節足動物門・昆虫綱のトンボ目(Odonata)に属する昆虫の総称です。世界に約6,000種、日本には約200種が生息しています。細長い体、大きな複眼、4枚の翅(前後翅がほぼ同サイズ)が特徴で、古くから日本人に親しまれてきた昆虫です。
トンボの生活史は特徴的で、幼虫期はヤゴと呼ばれる水中生活者です。ヤゴは水草の茂みや泥の中に潜み、小魚やミジンコなどを捕食して成長します。成虫になると陸上・空中で生活し、他の昆虫を空中捕獲する優秀なハンターとなります。
トンボの主な特徴は次のとおりです。
- 複眼が非常に発達しており、ほぼ360度の視野を持つ
- 前後の翅を独立して動かすことができ、ホバリングや急旋回が得意
- 飛行中に獲物を捕まえる成功率が高く、昆虫の中でも最優秀の捕食者とされる
- ヤゴの段階で水質の影響を受けやすく、水環境の指標生物とされる
日本ではアキアカネやギンヤンマが代表的な種として知られます。トンボは古来「勝ち虫」として武士に好まれ、兜や刀の装飾にも使われました。
使い方・例文
夏の池や田んぼのそばでヤゴが羽化してトンボになる場面や、秋に群れで飛ぶアキアカネの光景は、日本の季節の風物詩として親しまれています。
この用語をシェア
最終更新: