ウミガラスとは?
うみがらす
ウミガラスとは、北半球の寒冷な海域に生息するウミスズメ科の海鳥で、優れた潜水能力を持つことで知られます。
ウミガラス(海烏)は、チドリ目ウミスズメ科に属する海鳥の一種です。英名は「Common Murre」または「Common Guillemot」と呼ばれ、北大西洋と北太平洋の寒冷な海域に広く分布しています。
体長は約40〜45センチメートルで、繁殖期には頭部から背面にかけて黒褐色、腹部は白色というはっきりとした二色のパターンをもちます。非繁殖期になると顔の白い部分が広がり、見た目が変化します。翼は短く、空中を飛ぶよりも水中での遊泳に適した形状をしており、翼を羽ばたかせて潜水する「翼脚潜水」の達人として知られます。潜水深度は100メートルを超えることもあり、魚やイカなどを水中で捕食します。
繁殖は崖の岩棚などに集団で行い、卵は1個だけ産みます。ウミガラスの卵は独特のコマ形(先端が鋭く底が丸い形)をしており、転がっても崖から落ちにくい形状に進化したと考えられています。
- 北大西洋・北太平洋の寒冷海域に分布
- 翼を使って深く潜水し魚を捕る
- 崖の岩棚に集団繁殖
- 卵はコマ形で転落防止に適している
環境の変化や漁業による混獲などが個体数に影響を与えており、生態系のバランスを示す指標種としても注目されています。
使い方・例文
北海道沿岸や三陸沖では冬季に観察されることがあり、バードウォッチャーや自然研究者の間で人気の観察対象となっています。
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