ウミスズメとは?
うみすずめ
ウミスズメとは、北太平洋の冷たい海に生息する小型の海鳥で、潜水能力が高く翼を使って水中を泳ぐことで知られます。
ウミスズメ(海雀)は、チドリ目ウミスズメ科に属する海鳥です。全長は25センチ前後で、白黒の体色を持ち、スズメに似た小さな外見から「海のスズメ」という意味の名がついています。英名は「Ancient Murrelet」です。
北太平洋の冷温帯から寒帯の海域に分布し、日本では北海道周辺の海や三陸沖などで観察されます。繁殖地は北海道・千島列島・アリューシャン列島・カナダ西海岸などの島嶼の断崖や森林内で、地面に穴を掘ったり岩の隙間に巣を作ります。
ウミスズメ科の鳥は一般に、飛行よりも潜水・遊泳に特化しており、翼を羽ばたかせながら水中を飛ぶように泳ぐ「翼脚遊泳」が特徴的です。アジ・サンマ・イカナゴなどの小魚や甲殻類・プランクトンを水中で捕食します。
繁殖行動も独特で、ふ化した雛は生後数日で巣を離れ、夜に海へ向かって移動します。親と雛が海上で合流し、その後は海上で育てられるという珍しい子育て方法をとります。
使い方・例文
北海道や三陸の沖合を船で移動する際に、海面近くを低空で飛ぶ小さな白黒の鳥の群れを見かけることがありますが、ウミスズメであることが多いです。
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