本文へスキップ

スズメ科とは?

すずめか

スズメ科とは、ユーラシアからアフリカにかけて分布する小型の鳥類の分類群で、人家周辺に適応した種が多いことで知られます。

スズメ科(学名:Passeridae)は、スズメ目に属する鳥類の科で、主にユーラシア大陸からアフリカ大陸かけて分布しています。現生種は40種前後とされており、スズメ(ニュウナイスズメを含む)、イエスズメ、ジャワスズメなどが代表的な種です。

スズメ科の鳥は体長が14〜18センチ程度の小型の鳥で、短く丈夫なくちばしを持ちます。このくちばしは種子を割って食べるのに適した形状で、主食は草の種子や穀物です。繁殖期には昆虫も多く食べ、ひなには昆虫を与えて育てます。

日本で最も身近なスズメ(Passer montanus)は、人間の生活圏に高度に適応しており、農村から都市部まで広く分布しています。軒下や壁の隙間、街灯の支柱など人工構造物に巣を作ることも多く、古来から人と共存してきた鳥として親しまれています。

ただし近年、日本を含む多くの地域でスズメの個体数が減少しています。農業形態の変化による草の種子の減少、建築物の気密化による営巣場所の喪失などが原因として指摘されています。イエスズメは人間が世界各地に持ち込んだことで、本来の分布域外にも広く分布するようになりました。

使い方・例文

駅前の街路樹や軒下でチュンチュンと鳴くスズメは、スズメ科の代表種として日本で最も親しみのある野鳥のひとつです。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語