ズグロカモメとは?
ずぐろかもめ
ズグロカモメとは、繁殖期に頭部が黒褐色になる小型のカモメで、東アジアに分布する希少な海鳥です。
ズグロカモメ(頭黒鴎)は、チドリ目カモメ科に属する小型のカモメです。全長は約32センチメートルで、ユリカモメとよく似た体格です。繁殖期には頭部が暗褐色から黒色になることが名前の由来で、非繁殖期は頭が白くなります。くちばしと脚は暗赤色から黒色です。
東アジアの限られた地域にのみ繁殖し、中国・朝鮮半島などで繁殖します。日本には主に冬鳥として九州・四国・本州西部の干潟や河川河口に飛来しますが、飛来数は比較的少なく、観察できる場所が限られています。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種(Vulnerable)に指定されており、繁殖地の環境悪化や干潟の埋め立てが個体数減少の要因とされています。環境省のレッドリストにも記載されています。
飛翔時に翼先端の黒色部分が狭く、白い翼が目立ちます。干潟で魚や甲殻類を採食する姿が観察されます。希少性から、飛来情報が出ると多くのバードウォッチャーが注目する人気の観察対象です。
使い方・例文
「ズグロカモメ」は干潟での希少鳥の観察記録に登場し、絶滅危惧種を紹介する環境教育や野鳥観察会の資料に取り上げられます。
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