ユリとは?
ゆり
ユリとは、ユリ科ユリ属に属する多年草の総称で、大きく華やかな花を咲かせることで世界中で愛される代表的な観賞植物です。
ユリ(百合)は、単子葉植物綱ユリ科ユリ属(Lilium)に属する球根性の多年草の総称です。北半球の温帯を中心に約100種以上が自生しており、日本にもヤマユリ・オニユリ・カノコユリなど多くの野生種が分布しています。
ユリの最大の特徴は、大ぶりで色鮮やかな花です。花びらは6枚(正確には花被片3枚+萼片3枚)で、漏斗形または反り返った形状をしています。色は白・黄・橙・赤・ピンクなど多彩で、品種によっては斑点模様が入るものもあります。多くの種が強い芳香を放つことでも知られており、香水の原料にも用いられてきました。
ユリは世界で長く栽培・品種改良が進められており、現在市場で流通する切り花の多くは交配によって生まれた園芸品種です。代表的な分類として以下が挙げられます。
- アジアティックハイブリッド — 花が上向きで色が鮮明、比較的育てやすい
- オリエンタルハイブリッド — ヤマユリ系の大輪で芳香が強く、カサブランカが有名
- テッポウユリ系 — 白い筒状の花で、神聖さを象徴するとして宗教行事にも使われる
日本では食用としても古来から利用されており、ユリ根は鱗茎(球根)を食材として正月料理などに用いる伝統があります。花言葉は「純潔」「威厳」などで、冠婚葬祭の花としても幅広く使われています。
使い方・例文
結婚式のブーケや葬儀の供花にユリが選ばれることが多く、「カサブランカ」はその代表的な品種として花屋でも広く流通しています。和食では正月にゆり根を甘煮にして提供することがあります。
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