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ユリ科とは?

ゆりか

ユリ科とは、ユリやチューリップなど美しい花を咲かせる植物を多く含む、単子葉植物の一大分類群です。

ユリ科(Liliaceae)は、被子植物の中の単子葉植物綱に属する植物の科(ファミリー)です。世界各地の温帯から寒帯かけて広く分布し、球根や根茎をもつ多年草が多く含まれます。花被片(花弁と萼片)が6枚で、雄しべが6本という形態が典型的な特徴です。

かつてはアスパラガス・ヒヤシンス・アリウムなども広くユリ科に含められていましたが、分子系統学の進展により現代の分類体系(APG分類)では大幅に再編され、現在のユリ科はより狭い定義で用いられています。現在の狭義のユリ科には以下のような主要な属が含まれます。

  • ユリ属(Lilium):テッポウユリ・ヤマユリ・オニユリなど
  • チューリップ属(Tulipa):春を代表する球根植物
  • フリチラリア属(Fritillaria):バイモなど
  • エリスロニウム属(Erythronium):カタクリなど

ユリ科植物は観賞用として世界中で栽培されており、生花市場での流通量も非常に多いです。一方、ネコにとってユリ属の植物は腎不全を引き起こす毒性があることが知られており、ペットの飼育環境では注意が必要です。食用・薬用として利用されるものもあり、ユリの根(百合根)は日本料理で食材として用いられます。

使い方・例文

「庭に植えたユリ科の球根が春になって一斉に花を咲かせた」というように、園芸や植物学の文脈で使われます。植物図鑑や分類の説明で「この植物はユリ科に属する」という形で登場します。

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