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寒帯とは?

かんたい

寒帯とは、ケッペンの気候区分において最も気温が低い気候帯で、最暖月の平均気温が10度未満の地域を指します。

寒帯とは、ドイツの気候学者ウラジミール・ケッペンが提唱した気候区分(ケッペン気候区分)における気候帯の一つで、最も寒冷な地域を表します。最暖月(最も暖かい月)の平均気温が10度未満であることが定義基準です。

寒帯はさらに2つの気候区に細分されます。

  • ツンドラ気候(ET):最暖月の平均気温が0度以上10度未満。短い夏にコケ類・地衣類・低木などが生育するツンドラが広がる。永久凍土が存在することが多い
  • 氷雪気候(EF):最暖月の平均気温が0度未満。一年中氷雪に覆われ、植物はほとんど生育できない

寒帯に属する地域は、北極圏(グリーンランド・カナダ北部・シベリア北部・スカンディナビア最北部など)と南極大陸が中心です。南極大陸の大部分は氷雪気候に分類されます。

この地域では気温が極端に低いため農業はほぼ不可能ですが、ツンドラ気候帯にはイヌイットなど先住民族の居住地があり、狩猟・漁労・トナカイ遊牧などを生業とした生活が営まれてきました。近年は気候変動による永久凍土の融解や生態系の変化が大きな問題として注目されています。

使い方・例文

地理の授業や気候変動の文脈で「グリーンランドの内陸部は一年中氷に覆われた氷雪気候(寒帯)に属する」のように、気候区分を説明する際に登場します。

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