ウトウとは?
うとう
ウトウとは、北太平洋に生息するウミスズメ科の海鳥で、夏の繁殖期に顔に独特の飾り羽(装飾羽)が生える特徴的な種です。
ウトウ(Rhinoceros Auklet、学名:Cerorhinca monocerata)は、チドリ目ウミスズメ科に属する海鳥です。北太平洋に広く分布し、日本では北海道や三陸沖などで見られるほか、千島列島・サハリン・アリューシャン列島・北アメリカ西岸にかけて繁殖します。
成鳥の繁殖期(夏羽)には、くちばしの付け根に角状の突起(「サイの角」に見立てられ「Rhinoceros Auklet(サイウクレット)」の英名がある)が生えるほか、目の周囲と頭部に白い飾り羽が発達するのが最大の特徴です。全長は約37〜41センチメートルで、ウミスズメ科の中では比較的大型の部類に入ります。
食性は肉食で、魚類・イカ類・甲殻類などを主食とします。水中での遊泳・潜水能力が非常に高く、翼を使って海中を「飛ぶ」ように泳ぎながら獲物を捕らえます。繁殖地では土を掘って作ったトンネル状の巣穴に営巣します。日本では北海道の天売島がウトウの世界最大規模の繁殖地のひとつとして知られており、夕方に数万羽が帰巣する光景は「百万羽の帰巣」と呼ばれる観光名物となっています。
冬羽では飾り羽がなくなり地味な外見になるため、季節による外見の変化が大きい鳥でもあります。
使い方・例文
北海道・天売島のバードウォッチング情報で「夕暮れにウトウが大群をなして巣穴に戻る壮観な光景が見られる」と紹介されます。
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