サハとは?
さは
サハとは、電動機を持たず自走できない付随車の一種で、電車編成の中間に組み込まれる客車のことです。
サハとは、日本の鉄道車両分類における形式記号の一つで、電動機(モーター)を持たない付随車(トレーラー車)のうち、架線から集電する装置(パンタグラフ)も持たない中間車を指します。
日本の国鉄・JRでは車両形式に記号を用いており、「サ」は付随車(Trailer)、「ハ」は普通車(3等車)を意味します。つまりサハは「電動機なし・普通車・中間車」という組み合わせです。電動機を持つ電動車(モハ)とは異なり、動力を持たないため、編成全体の出力を担う電動車と組み合わせて使用されます。
サハが編成に組み込まれる主な目的は次のとおりです。
- 編成の輸送力を増やすために両数を増やす
- 電動車の比率(MT比)を調整して騒音や消費電力を最適化する
- 製造コストを抑える(電動機や制御装置が不要)
代表的な例としては、国鉄・JRの通勤型電車に多く見られ、サハ204形(205系編成用)などが知られています。付随車でありながら乗客を乗せる中心的な役割を担い、大量輸送を支える縁の下の力持ちといえます。
使い方・例文
10両編成の通勤電車の中で、モーター音がしない静かな車両がサハにあたることが多く、鉄道ファンが編成表でモハ・クハ・サハなどの種別を確認する場面でよく登場する用語です。
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