本文へスキップ

ウディヤーナバンダとは?

うでぃやーなばんだ

ウディヤーナバンダとは、ヨガにおいて腹部を背骨側へ引き込み、横隔膜を持ち上げる「腹部の締め」と呼ばれる実践技法です。

ウディヤーナバンダ(Uddiyana Bandha)は、サンスクリット語で「上方へ飛翔する(ウディヤーナ)締め(バンダ)」を意味します。ヨガの三大バンダのひとつとして、エネルギーを上方へ引き上げる役割を担うとされています。

身体的な実践としては、息を完全に吐き切った後に意図的に横隔膜を胸腔内へ引き上げ、腹部全体を背骨に向かって強くすぼめます。この状態では肺は空(くう)のまま保たれ、腹部に大きな凹みが形成されます。完全なウディヤーナバンダは呼吸停止(クンバカ)の状態でのみ安全に行えます。

伝統的なヨガの見地では、下腹部から胸部にかけて流れるプラーナ(生命エネルギー)を中枢エネルギー通路(スシュムナー)に沿って上方へ導き、消化器系の浄化とエネルギーの活性化をもたらすとされています。

実践上の主な効果として以下が知られています。

  • 消化器・内臓のマッサージ効果と機能改善
  • 腹部深層筋の強化と体幹安定
  • 神経系の調整と精神的活力の向上
  • プラーナの上昇促進

ムーラバンダ・ジャーランダラバンダと組み合わせる「トリバンダ」はヨガの高度実践の要となります。妊娠中・高血圧・心疾患がある場合は禁忌とされるため、必ず指導者の監督下で行うことが重要です。

使い方・例文

ウディヤーナバンダは、プラーナーヤーマ(呼吸法)の息止め(クンバカ)のフェーズで行われ、経験を積んだヨギが内臓浄化や集中力の深化を目的として実践します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語